平成28年度弁理士試験論文式筆記試験問題 [意匠]

平成28年度弁理士試験論文式筆記試験問題[意匠] 【問題Ⅰ】 甲は、全体形状が斬新な飲料用のPETボトル(容器)を創作した。この容器の胴部は、 手で掴んだ際に変形しないよう工夫された特徴的な凹凸形状を備えている。甲は、凸部の 配置が若干異なる別…

平成29年度弁理士試験論文式筆記試験問題 [意匠]

平成29年度弁理士試験論文式筆記試験問題 [意匠] 【問題Ⅱ】 甲は、意匠イを創作し、平成27 年3月10 日に意匠イについて意匠登録出願Aをし、平 成27 年6月1日に展示販売会に出品し、その後、受注活動を継続している。また、展示販 売会での反響を参考…

平成29年度弁理士試験論文式筆記試験問題 [意匠]

平成29年度弁理士試験論文式筆記試験問題 [意匠] 【問題Ⅰ】 (1) 意匠法上の物品について説明せよ。 (2) 意匠法における画像の保護の範囲について、意匠が物品に係るものと規定されている観点から述べよ。 【40点】 設問(1)について 物品とは、有体物の…

平成30年度弁理士試験論文式筆記試験問題 [意匠]

平成30年度弁理士試験論文式筆記試験問題 [意匠] 【問題Ⅱ】 デザイナー甲は、椅子とテーブルの双方に使用できる「家具用脚」の意匠イを創作し、 意匠に係る物品を「家具用脚」として意匠登録を受け、意匠公報が発行され意匠イは公知 になっている。その…

令和元年弁理士試験 短答式筆記試験問題 条約 7、8

令和元年弁理士試験 短答式筆記試験問題 【条約】7 パリ条約のストックホルム改正条約(以下「パリ条約」という。)に関し、次の(イ)~(ニ) のうち、正しいものは、いくつあるか。 (イ) 商標に係る権利を有する者は、その代理人又は代表者が、その者の許諾を得な…

令和元年弁理士試験 短答式筆記試験問題 条約 4~6

令和元年弁理士試験 短答式筆記試験問題 【条約】4 特許協力条約に基づく国際出願に関し、次のうち、正しいものは、どれか。 1 国際予備審査報告は、規則の定めるところによって、国際公開される。 2 選択国は、自国の国内官庁の公用語以外の言語で作成さ…

令和元年弁理士試験 短答式筆記試験問題 条約 1~3

令和元年弁理士試験 短答式筆記試験問題 【条約】1 特許協力条約に基づく国際出願に関し、次のうち、誤っているものは、どれか。 1 出願人が、規則の定めるところによって、条約第2章の規定に拘束される締約国の居 住者又は国民である場合において、その…

平成30年度弁理士試験論文式筆記試験問題 [意匠]

平成30年度弁理士試験論文式筆記試験問題 [意匠] 【問題Ⅰ】 意匠法において、一つの意匠として認められるものを、意匠法第2条その他の関係する 条文に照らして説明せよ。 ただし、いわゆる画像意匠には言及しないものとする。 【40点】 解答例 1. 意…

令和元年弁理士試験 短答式筆記試験問題 商標 7~10

令和元年弁理士試験 短答式筆記試験問題 【商標】7 商標権の効力等に関し、次のうち、正しいものは、どれか。 ただし、マドリッド協定の議定書に基づく特例は考慮しないものとする。 1 登録商標A(色彩のみからなる登録商標を除く。以下本枝において同様…

令和元年弁理士試験 短答式筆記試験問題 商標 4~6

令和元年弁理士試験 短答式筆記試験問題 【商標】4 防護標章に関し、次の(イ)~(ホ)のうち、正しいものは、いくつあるか。 ただし、マドリッド協定の議定書に基づく特例は考慮しないものとする。 (イ) 防護標章登録に基づく権利は、その防護標章登録に基づく権…

令和元年弁理士試験 短答式筆記試験問題 商標 1~3

令和元年弁理士試験 短答式筆記試験問題 【商標】1 商標の定義等(商標法第2条)に関し、次のうち、誤っているものは、どれか。 ただし、マドリッド協定の議定書に基づく特例は考慮しないものとする。 1 商標の定義において、「立体的形状」とは、三次元…

令和元年弁理士試験 短答式筆記試験問題 意匠 7~10

令和元年弁理士試験 短答式筆記試験問題 【意匠】7 意匠法第9条(先願)の適用に関し、次の(イ)~(ニ)のうち、誤っているものは、いくつ あるか。なお、意匠法第9条の該当性のみを判断し、他の登録要件は考慮しないこととす る。 また、特に文中に示した場…

令和元年弁理士試験 短答式筆記試験問題 意匠 4~6

令和元年弁理士試験 短答式筆記試験問題 【意匠】4 意匠登録出願の分割及び出願の変更に関し、次のうち、誤っているものは、どれか。 1 組物の意匠登録出願を、その組物を構成する物品の意匠ごとの意匠登録出願に分割で きる場合がある。 〇 組物の意匠で…

令和元年弁理士試験 短答式筆記試験問題 意匠 1~3

令和元年弁理士試験 短答式筆記試験問題 【意匠】1 意匠法における意匠に関し、次の(イ)~(ニ)のうち、正しいものは、いくつあるか。 (イ) 縁(ふち)に模様が施された茶碗について、意匠に係る物品を「茶碗の縁」として意 匠登録を受けることができる。 〇 × …

令和元年弁理士試験 短答式筆記試験問題 19、20

令和元年弁理士試験 短答式筆記試験問題 【特許・実用新案】19 訂正審判、特許無効審判における訂正の請求に関し、次の(イ)~(ホ)のうち、誤っている ものは、いくつあるか。 (イ) 特許無効審判の審決取消訴訟において、訂正の請求がされた一群の請求項のうち…

令和元年弁理士試験 短答式筆記試験問題 16~18

令和元年弁理士試験 短答式筆記試験問題 【特許・実用新案】16 特許法及び実用新案法に規定する特許料等に関し、次の(イ)~(ホ)のうち、誤っているも のは、いくつあるか。 (イ) 特許権の設定の登録の日から存続期間の満了までの各年分の特許料について、第1…

令和元年弁理士試験 短答式筆記試験問題 13~15

令和元年弁理士試験 短答式筆記試験問題 【特許・実用新案】13 特許出願の手続及び出願公開に関し、次の(イ)~(ホ)のうち、正しいものは、いくつある か。 (イ) 発明イについての特許を受ける権利が甲及び乙の共有に係る場合であって、甲が単独 で発明イにつ…

令和元年弁理士試験 短答式筆記試験問題 10~12

令和元年弁理士試験 短答式筆記試験問題 【特許・実用新案】10 特許無効審判、実用新案登録無効審判又は訂正審判に関し、次の(イ)~(ホ)のうち、誤っ ているものは、いくつあるか。 (イ) 外国語書面出願に係る特許に対しては、特許法第17 条の2第3項に規定…

令和元年弁理士試験 短答式筆記試験問題 7~9

令和元年弁理士試験 短答式筆記試験問題 【特許・実用新案】7 特許法に規定する審判に関し、次の(イ)~(ホ)のうち、正しいものは、いくつあるか。 (イ) 拒絶査定不服審判において口頭審理が行われる場合、その口頭審理は必ず公開して行 われる。 〇 × 原則、口…

令和元年弁理士試験 短答式筆記試験問題 4~6

令和元年弁理士試験 短答式筆記試験問題 【特許・実用新案】4 特許要件及び特許出願に関し、次の(イ)~(ホ)のうち、誤っているものは、いくつあるか。 (イ) 特許法第36 条の規定によれば、特許を受けようとする者が、願書に添付して特許庁長 官に提出しなけれ…

令和元年弁理士試験 短答式筆記試験問題 1~3

令和元年弁理士試験 短答式筆記試験問題 【特許・実用新案】1 特許出願についての拒絶査定不服審判又は特許法第162 条に規定する審査(いわゆる前 置審査)に関し、次の(イ)~(ニ)のうち、正しいものは、いくつあるか。 (イ) 拒絶査定不服審判において、審判官…

平成28年度弁理士試験論文式筆記試験問題 [商標]

平成28年度弁理士試験論文式筆記試験問題 [商標] 【問題Ⅱ】 甲は、商標イについて、aとbを指定商品とし、X国における平成27 年6月1 日を出 願日とする商標登録出願を基礎とするパリ条約に基づく有効な優先権の主張を伴う商標登 録出願Aを同年8月31…

平成28年度弁理士試験論文式筆記試験問題 [商標]

平成28年度弁理士試験論文式筆記試験問題 [商標] 【問題Ⅰ】 商標法第6条第2項に規定される「商品及び役務の区分」、並びに指定商品及び指定役 務に関して、以下の設問に答えよ。 【35点】 (1) 「商品及び役務の区分」について簡潔に述べ、さらに、商…

平成29年度弁理士試験論文式筆記試験問題 [商標]

平成29年度弁理士試験論文式筆記試験問題 [商標] 【問題Ⅱ】 甲は、平成25 年7月1日に「Wine」を指定商品とする商標「YAMANASHI」 をX国において商標登録出願し、X国における当該商標登録出願に基づきパリ条約による 優先権を主張して、…

平成29年度弁理士試験論文式筆記試験問題 [商標]

平成29年度弁理士試験論文式筆記試験問題 [商標] 【問題Ⅰ】 商標登録の異議申立制度と無効審判制度の異なる点について、説明せよ。 ただし、解答に際してはマドリッド協定の議定書に基づく特例は、考慮しなくてよい。 【35点】 解答例 1.趣旨 異議申し…

平成30年度弁理士試験論文式筆記試験問題 [商標]

平成30年度弁理士試験論文式筆記試験問題 [商標] 【問題Ⅱ】 甲は、日本国に営業所を有さないフランス国法人であって、「チョコレート」の製造販売を業とするところ、フランス国において平成25 年1月3日になされた商標登録出願を基礎とするパリ条約によ…

平成30年度弁理士試験論文式筆記試験問題 [商標]

平成30年度弁理士試験論文式筆記試験問題 [商標] 【問題Ⅰ】 商標法第3条第2項の趣旨と適用要件を説明した上で、当該規定を適用するに当たって 「出願商標と使用商標の同一性」及び「出願商標に係る指定商品・役務と使用商標に係る 商品・役務の同一性…

平成28年度弁理士試験論文式筆記試験問題 [特許・実用新案]

平成28年度弁理士試験論文式筆記試験問題 [特許・実用新案] 【問題Ⅱ】 甲は、特許請求の範囲を「工程αの後に工程βを行うことを含んでなる方法によって製 造されたインクa、インクaを収容した収容部b、クリップc及びペン先d1又はd2を 備えたボー…

平成28年度弁理士試験論文式筆記試験問題 [特許・実用新案]

平成28年度弁理士試験論文式筆記試験問題 [特許・実用新案] 【問題Ⅱ】 甲は、特許請求の範囲を「工程αの後に工程βを行うことを含んでなる方法によって製 造されたインクa、インクaを収容した収容部b、クリップc及びペン先d1又はd2を 備えたボー…

平成28年度弁理士試験論文式筆記試験問題 [特許・実用新案]

平成28年度弁理士試験論文式筆記試験問題 [特許・実用新案] 【問題Ⅱ】 甲は、特許請求の範囲を「工程αの後に工程βを行うことを含んでなる方法によって製 造されたインクa、インクaを収容した収容部b、クリップc及びペン先d1又はd2を 備えたボー…